皆さんは腰の痛みに悩まされていませんか?
私はおかげさまで今の所、腰が痛い事はあんまりありません。
今回は
沢山ある腰の痛みの中でも「急性腰痛」について
お話したいと思います。
急性腰痛
急性腰痛とは?
皆さんが普段、ギックリ腰という症状の事です。
何かを持った拍子に腰が伸びなくなる状態の事を言います。
原因
原因は普段の腰や足回りの筋肉の緊張になります。
筋肉の緊張により骨と骨の間の動きが悪くなり、神経などを挟み、炎症が起こります。
前かがみで物を持ち、開いた部分に神経を挟み炎症を起こす。
判別は難しい
急性腰痛は見た目で分かる場合と急性腰痛では無いけど筋肉の緊張がピークでなりかけている状態があります。
これらはどちらも前かがみ姿勢で尚且つ寝返りなどで痛みがあるため鑑別が難しくなります。
これらは様子を見ながらの処置になります。動作や痛みの度合いを見て判断するしかありません。
更にこの2つは施術が真逆で悪くなることもあるので判断が最も重要になります。
来院時の姿勢
対処法アドバイス
然るべき施術を行い、アドバイス通りに行う事が非常に重要になります。
- 腰の部分に湿布を貼る。痛みが酷い場合は氷嚢を使用し痛みの緩和を行う
- 安静にする(座るの厳禁)
- 横向きで安静にする(最も負担なし)
- 座ると腰への負担は大きいのでソファーなどは絶対NG
- お風呂はシャワーで済ませて温めないようにする
- 仰向けで寝る場合は腰を反らさないように膝を曲げる
- 下の物を取る時などは人に頼むかかがんで取るようにする
などを守り痛みの緩和に努めて下さい。
さいとう整骨院で行う事
1.痛めた経緯を聞く
2.動作確認
3.ギックリ腰手前かギックリ腰かをある程度判別し施術を行う
4、ギックリ腰の場合は骨と骨の感覚を広げて神経の脱出を試みる。緩和した場合はそのまま終了する場合もある。
4、ギックリ腰ではない場合は筋肉の緊張を改善しながら動作を見て改善しているか確認する。改善している場合はそのまま施術で動ける状態にする。
5、どちらでも生活指導を行う。
私の経験上2~3日は炎症の痛みが残りますが痛みが7割位改善することが多いです。しかし、ヘルニアの場合は難しいのでその症状と間違わないようにする事も大切になります。
中々改善しない場合は何?
急性腰痛の中でも
改善しないものも存在します。
私が10年間施術をしてきた体感では約7割は2~3日で改善しましたが
2~3割の患者様は1週間ほど長引いたり、改善に至らない場合があります。
その原因はこちら↓
- 仙腸関節の引っ掛かりがある
- 炎症が強くて生活環境を整える必要がある【睡眠不足】【疲労】【食事】
- 内臓の機能低下
- 便秘
私が把握しているものはこれらになります。
長いびいている急性腰痛に関してはこれらの事を頭に入れておくと改善に繋がる場合がございます。
実例紹介
腸炎
1つ目は私の体験を元にお話をさせて頂きます。
私は普段、腰が痛いという事はほとんどありません。
しかし、以上に腰の痛みとだるさがありました。
その原因は「腸炎」です。
腸炎とは大腸にガスが溜まったりする事によって起こる腸の炎症になります。
この症状が出た時は立つのが辛くなった事があります。
腰が痛いのか?お腹が痛いのか?
普段、腰が痛くない私は全然判断がつきませんでした。
病院に行くとガスで腸内にガスが溜まっていて動くの辛くなっていました。
約1週間で改善に至りました。
その間は腹部膨満感があり、ご飯を受け付けず
7キロも瘦せました←その後一か月でリバウンドw
このように内臓の不調は全てに影響する場合があります。
アルコール過多
アルコールを毎日飲む方で
炎症が全く収まらない方がいました。
私は医者ではないので判断は出来ても診断は出来ません。
しかし、ギックリ腰をしてアルコールを摂取した方は血流促進でジンジンと痛みが増す方が多い印象です。
また、ギックリ腰が改善しない方を対象に聞いているのですが
アルコールを過度に飲む方は悪化したり、改善に時間が掛かる人が多い気がします。
あくまで個人の見解になりますのでご了承ください。
まとめ
ギックリ腰をしたら
- とにかく冷やす
- コルセットをする
- 横向きになって腰を曲げて楽な姿勢を探す
- お風呂は入らない→シャワーはOK
- 温め厳禁
- 整形外科
- 整骨院
- 改善出来なかった場合は内科を受診もしくは整形外科で痛み止めをしてもらい痛みの緩和をする
- ストレッチ
- 筋肉強化
- 身体の生活習慣改善